XEMLIKX’s DIARY

DTM初心者の音楽日記 ByK2opX.,@T6

ダブステップというジャンルの多様性とこれからについて

f:id:XEMLIKX:20190301080239j:plain

今回はダブステップについてちょっと掘り下げて行こうと思います。
ダブステップには実に多様なサブジャンルがあって、やりつくされた感じもちょっとあります。
ですがDTMを始めた私としてはやっぱり作ってみたいなーっていうジャンルでもあって
これからいろいろやってみたい分野ですので、自分の勉強も兼てまとめて行こうと思います。

ダブステの大まかなサブジャンル

ダブステップと相性の良い多ジャンル

ブロステップは良いとこどりしたパーティーチューン

様々なジャンルと相性の良いダブステップだからこそできた、良いところをダンスチューンにしたのがブロステップかなと感じています。

(ジャンル的な定義は人それぞれだと思うんで異論は認める)

Wikipediaの引用から

ダブステップから発展したRusko(英語版)による曲「Woo-Boost」が、最初のブロステップと言われている。従来のUKガラージダブステップと同じようなアタックが強く胴鳴りが削られたスネアドラムを使うが、UKダブステップより高いベース音を使い攻撃的な雰囲気があるため、Ruskoの作るようなスタイルのブロステップは、怒れるダブステップとも呼ばれる。

また、Skrillex (スクリレックス)がRuskoとは別のアプローチで作った、エレクトロ・ハウスなどのベースにUKダブステップのベースを揺らすというアイデアを取り入れた曲も、同様にブロステップと呼ばれる。この手法は、プログレッシブ・ハウスなどに由来するイントロからビルドアップ、そしてドロップおよびブレイクという典型的なEDMの曲展開を用い、イントロとビルドアップは従来のEDMからドラムパターンだけ変えた形が多用される。このことからEDMのファン達にブロステップが聴かれるようになり、登場初期からEDMのメジャーなスタイルとしてヨーロッパやアメリカなどで若者を中心に大流行した。ドラムパターンはダブステップをより単純化したもので、1拍目にキック、3拍目にスネアが基本となる。UKガラージとは逆の性質の高音が少なく胴鳴りの強調された音色のスネアが多く用いられる。またドロップの手法を使い、しばしば4つ打ちとも併用される。この場合はブレイクの部分が1拍3拍のリズムになり、他の部分が4つ打ちになる、あるいは逆にブレイクで4つ打ちの用いられる曲が多い。

また、ラガマフィンなどダンスホールレゲエの手法を用いた曲もあり、ワブルベースもエレクトロ・ハウスなどのベースが元になっていることが多く、様々な種類のものが存在する。ナイフ・パーティー(英語版)のようにガバキックを用いることで、さらに攻撃的なアプローチを行うアーティストも存在する。

ダブステップの個人的な好み

私の個人的な好みは、かなりざっくりとしてますがダーク系のUKダブステップとリキッドダブステップそれとレゲエ色の強いダブステップとかが好みです。ダブステップの特徴的なベース音(ワブルベースとか)は、もはやダブステにとどまらずPOPSや大衆系のEDMでもかなり入ってきていて馴染んできてるなって思うんです。ダブステップBPMが140~150(BPM70?)くらいで、ブレイクビーツのリズムとも合うし、ダブというくらいですからレゲエとも非常に相性が良い、このビートだとHIPHOPとも相性が良いですよね。特にトラップ系の方に流れて行けばレイヴだったりハードスタイルの方向にも行けるし、バンドサインドとも相性が良くてメタル系の音とも良くなじみます。かなりふり幅があって自由度が高く攻撃的な爆発力もありながら、チル、リキッド系のようにアンビエント的なしっとりとしたものにも良く馴染むところがすごく好きです。ただ、今から既成ジャンルを作ってもしょうがないかなって思ったりもするので、練習がてら作ったにせよ、本格的に作っていくならこの辺りをうまく馴染ませてDTMでの作曲に取り入れて行きたいなって思ったりしています。

音楽とはちょっとずれたところの海外の傾向から考査

最近海外のランキング等を見ているとHouseはやっぱり根強い人気ですしHIPHOPがまた強くなって来たなーって思ったりしています。結局は色々わき道にそれつつも王道に一度戻っていくのかなって感じがあるし海外では大麻合法化の動きが強いみたいですね。日本に住んでいる我々はもちろん所持使用は違法ですから特に表立って話題に上がることも無いですし合法化を推奨するだけでも批判の的になりかねないところもありますが、昔から音楽とドラッグというのはあながち切っても切れない関係にあったりします。クラブでたくさん酒を飲んで酔っ払ったりしたときとかがある方なら解ると思うんですけど、ずっと高速ビートでLOW、HIが強めのビュンビュンしてるやつを聞いてると立ってるのがつらいなーって思うときとかもあると思うんです。そうなったときに緩めのBPMとかだと気持ちよく聞いてられると思うんですね。海外の方での大麻合法化の流れとランキングでHIPHOPやトラップ系のジャンルが盛り返してきてる所とちょっと関係していたりするのかなって思ったりもしています。

SoundCloudでもその傾向がある

実際に自分も音楽を投稿して少ないですが反応を貰ったときに感じたのはドラムンベースよりもDeepHouseだったりアンビエント系の方が反応が良かったなって思いました。

DTMerから見たダブステップ

ダブステップ系の音を作ろうとすると初心者には結構ハードルが高くて、まず特徴的なベース音を作るのに一苦労ですよね。サンプルパックなどもありますが、音作りが大変というのと組み合わせ方にセンスがかなり重要だと思います。王道的な曲の構成はそこまで難しくないかなって思うんです。フワッと入ってメロが来てビルドアップして落としてブンブンみたいな、それでちょっとしっとりさせてまた上げてラストはもっとブンブンさせてドーンでOKだと思ったりします。一番時間がかかるのが音作りとワブルの組み合わせですよね。1個のシンセでビーって伸ばせないし1フレーズを作る工程が多いからメンドクサイと思う人も多そう。それに作れるとしても実際にカッコイイとか聞いてて気持ちが良いって言うのは全く別物ですもんね。

自分もうまく作っていけるように努力してみます。

 

PS.

これはかなり主観的ですがダブステのチュートリアル出してる人とかは実際にそこまでダブステ好きじゃなくて「どうやって作るの?」みたいな質問が来るから出した感があるなって思ってます・・・ホントのところは解んないけどね・・・