FLstudio20で32分音符でビートを作る方法
ども、今回はFLstudioのチャンネルラックでリズムパターンを作る時につまずいた部分をメモとして残しておきます。
デフォルトは16分音符!32分音符で刻めず苦戦!
リズムメイクしているときにどうしてもハイハットの早い刻みが欲しいなって思ったときにFLstudioはデフォルトの状態だと1拍の刻みが4つの状態が4拍で1ビートになっていて刻みの中で16分音符の中で3連符や4連符しか作れずもっと早い刻みを作れないという所で苦戦していました。
これがデフォルトの状態で1ビートが4つ刻みになっているので曲の頭で拍を取るなら1つ目に音を入れ、裏打ちのリズムなら3つ目に打ち込むわけですが最大で4連符、ないし16連符までしか打ち込めないんですよね。
ハイハットの刻みを例題に違いを見てみる
試しに16分でハイハットを作ってみます。
チャンネルラックはこんな感じで打ち込んでみました。
実際の音がこんな感じです。
これでも悪くないんですが、最後をもっと細かい刻みでハットを鳴らしたいなと思ったんですが、チャンネルラックで打てないじゃん!となったんです。
そこでピアノロールを使って打ち込んでみようと思ったのですが、ここでもデフォルトの状態ではピアノロールは同じ刻みの幅でしか打ち込むことが出来ませんでした。
そこで、ピアノロールの「▼」をクリックして出てくるメニューの「Snap」→「1/6step」を選択します。
するとピアノロールの幅の間に線が入り32分音符で刻めるようになりました。
そこで間にハットを足して改めてリズムを作ってみます。
ピアノロールはこちら
チャンネルラックはボタンの表示から以下の表示に変化します。
実際の音はこんな感じ
ちょっと直さないとダメかもしれませんが、こういう細かい刻みの連符をうまく使うとリズムにメリハリやバリエーションが広がるんじゃないかなと思います。
(書いてる本人が現段階でDTMド初心者ですので「思います!」と書いておりますw)
設定そのものを変えて32分音符を軸に作る場合
上記で解説したのはピアノロールを使って32分音符で刻むようにしましたが、すべてのパートで32分音符で作曲を進めて行きたい場合は設定そのものを変更する方が便利な曲やジャンルもあると思います。
設定を買えたい時は「Options」→「Project general settings」
「Time Setting」を変更してあげればプロジェクト全体を変更することも可能です。
SnapとStepの関係性について
デフォルトの状態は1ビート=4snap 1ステップ=16分音符となっています。
変更する際に参考になる数値の一覧
Snap to grid選択値 | スナップ単位 | グリッド表示単位 |
(none) | スナップしない | 32分音符 |
1/6step | 3連64分音符 | 32分音符 |
1/4step | 64分音符 | 32分音符 |
1/3step | 3連32分音符 | 3連16分音符 |
1/2step | 32分音符 | 同左 |
Step | 16分音符 | 同左 |
1/6beat | 3連16分音符 | 同左 |
1/4beat | 16分音符 | 同左 |
1/3beat | 3連8分音符 | 同左 |
1/2beat | 8分音符 | 同左 |
Beat | 4分音符 | 同左 |
Bar | 1小節 | 同左 |
Time signature変更後のスナップ設定の動作一覧
Snap to grid選択値 | スナップ単位 | グリッド表示単位 |
(none) | スナップしない | 64分音符 |
1/6step | 3連128分音符 | 64分音符 |
1/4step | 128分音符 | 64分音符 |
1/3step | 3連64分音符 | 3連32分音符 |
1/2step | 64分音符 | 同左 |
Step | 32分音符 | 同左 |
1/6beat | 3連16分音符 | 同左 |
1/4beat | 16分音符 | 同左 |
1/3beat | 3連8分音符 | 同左 |
1/2beat | 8分音符 | 同左 |
Beat | 4分音符 | 同左 |
Bar | 1小節 | 同左 |
参考にさせていただいた記事
あとがき
これでまた一つ新しいことを覚えることが出来ました。