情報をインプットしないという選択肢
ども、XEMLIKXです。
今回のコラムは「情報」に関することです。
毎日大量の情報を勝手にインプットしている
私たちが毎日を暮らしていると様々な場面で大量の情報を浴びています。
テレビやインターネットだけなく、街中でも電車やお店の中でもいたるところでたくさんの情報が脳にインプットされています。よく「効率的なインプット方法」とか「アウトプットするためにインプットをしよう」みたいなことが言われていたりもしますが、意識的に「インプット」を行わなくても毎日大量に脳は情報を受け取っていて中には「見たくなかった情報」というのも受け取ってしまっています。
欲しい情報はすぐに調べられるから何も問題はないと思いますが、「見たくなかった情報」=「意図しない情報」の処理が大切なんじゃないかと思ったんです。特に最近合ったことで言うと「ネガティブな情報」が目に飛び込んできて一気に不快な思いにさせられて見るに堪えない気持ちになったということがありました。
このコラムを書こうと思ったのもそれがきっかけです。
ネガティブな情報の威力は凄い
特にインターネットの場合は「ネガティブな情報」の比重は強いと思います。とりわけ拡散スピードも速くなりがちでSNSやWEBサイトでは「ネガティブな情報」というのはアクセスも伸びる傾向にあるんですよね。テレビのワイドショーでしょうもない話題を取り上げて特集を組んでいるのも同様に、人の不幸を楽しんでいたり、悪(敵)を作り一緒に腹を立てたりすれば数字が伸びるということも一理あるかもしれません。
それだけ注目を集めやすい事で、人の不幸や人が不快になることを楽しむ層も一定数存在していて、さらにその人たちの声が大きくなりがちであるといこともあり、インターネットは特にそうで無意識にネガティブな情報を目にする機会というのは多くなりがちです。それでいてネガティブな情報はインパクトが大きいので印象に残りやすく、あえて炎上マーケティングを狙ったりする人が少なからずいるのはうなずけるところだと思います。
意図しないネガティブな情報はいらない
こうしたネガティブな情報は本来自分にとって何も必要性が無く生産性も無い情報であることが殆どなので自分にとって本来は全く必要としていない情報だと思います。意図しない場面で「意図しない情報」が目に飛び込んできたときにその内容が脳裏に焼き付いてしまって不快な思いになったりすると何時間も、へたしたら何日もそのことに捕らわれてしまったりする時があります。
どんなに耐性がある人でも、視界に入ってきた時点で少なからず自分のフィルターを通して脳はストレスを感じていて、このストレスが次の一歩を遅らせたり判断を鈍らせたりすると思うんです。
酷いときには何も手につかなくなってしまったりする時だってあるかもしれません。
意図しないときに良い情報が入ってくることはまれである
極まれですが、意図しないときに良い情報が入ってくることもあります。これは本当に極まれで良い情報は自分が仕入れようとしたときに見つけられることがほとんどで「意図していない場面」では良い情報だとしても今すぐ欲しかった情報でないこともほとんどで重要性の低い情報であることが殆どだと思います。
良く聞く言葉で「チャンスは掴みに行った人間に訪れる」みたいな自己啓発系の話があったりもしますが、まさにそうだと思います。
重要度の高い情報は自分が手に入れようとしたときに入ってくる。
他者を変えることは到底できない
見ていてどうしても不快なことというのは人間ですから誰しもありますし、ウマが合わない、生理的にどうしても合わない、ということはあると思います。私もめったなことでは人を嫌いになったりはしないですが、それでも合わないと感じる人はいます。そういう人や物事があることは事実として受け入れるしかないことで、他者を自分に合わせて変えることはほとんどできないですし、仮に会社の上司と部下みたいな関係性の場合なら強制(矯正)することは可能かもしれませんが、ほとんどの場合においてそれを強制する権利が無い場合には固執するよりも、いっそ切り捨ててしまった方が良いと思います。
無駄を削ぎ落して好きなことに集中する
思い切って切り捨ててしまう事でストレスが劇的に軽減されて気分的にもスッキリします。客観的に見ると意図しない情報は、はじめからそぎ落としても普段の生活はなんら変わらないし、それよりも「好きなこと」に集中できる環境を作った方が生産性も上がるしモチベーションも保ててポジティブになり充実度も上がると思います。
「類は友を呼ぶ」という言葉からもポジティブな意思にはポジティブな人たちが集まってきます。ということはもっと幸せになれるということに繋がっていくのでしょう。
ということで、今回の「情報をインプットしないようにする」というコラムを書いてみました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
それではまた。