新規導入したVSTプラグインを使ってDeepHouseっぽい曲を作ってみた
ども、XEMLIKXです。
最近いくつかVSTプラグインを導入したのでその練習も兼ねてDeepHouseっぽい曲を作ってみました。
作った曲はこれです。
１．MASSIVE
MASSIVEはDTMerなら恐らく多くの人が知っているシンセだと思います。FLstudioを入れてすぐはいくつか無料のシンセを入れてプリセットをいくつか試しに使っていたのですがどうも気に入った音が無いなって感じていて、フリーのシンセでも使い方を極めればきっと色々な音が出せるのでしょうけど、インターネットで音作りなどを調べているとMASSIVEで解説をしている物も多くハウス系のEDMなら他にも選択の余地があったのでしょうけどダブステップやブロステップ、それからトラップミュージックなんかも作りたくて邪悪な音を作りたいって思ったときにワブルベース（ダブステップでよく使われてるベースの音色の名前）の作り方を解説している物がMASSIVEに多かったのでまずはこれを導入することにしました。ちょっと高いけど、プリセットも豊富にあるしずっと使えそうなシンセを1個買っておけば今後もきっと役に立ってくれそうだと思うのでMASSIVEの購入を検討している方は選んで間違いないシンセだと思います。
販売価格：18,800円
2.KICK2
これはその名の通りバスドラム専用のシンセです。FLstudioの純正プラグインでも「BassDram」というバスドラムに特化したプラグインが入っていてそちらもなかなか良いと思ったのですが、いくつか試して使ってるうちに似通った音しか作れなくてなんかもっと良いのが欲しいなって思って探したときに出てきたのがこのVSTプラグイン「KICK2」でした。プリセットもそこそこたくさんあって、つまみも種類も解りやすいのでDTM初心者でも直感的に操作して音の調整が出来るなって思いました。これも長く使いそうだなって思います。
販売価格：€49.95（約6000円弱）
3.Kickstart
NICKY ROMEROのKICKSTARTはサイドチェインによるダッキングを簡単に再現してくれるVSTプラグインです。EDMやHIPHOPなどで使われているキックのタイミングで他の音を弱めてメリハリをつけている物をオート化する為のプラグインです。音作りの段階でシンセや他のフィルターやオートメーションなどを組み合わせて行けばわざわざ使わなくても再現することも可能だと思いますが、音作りのたびに全て細かく調整しないといけないのは初心者には結構きつかったりもするので、値段も$15と安胃というのもありますから値段以上の仕事をしてくれるのではと思っています。一つ引っかかったのは用意されている波形を左右に動かすことしかできないようで、波形を細かく調整する必要がある場合などにはこのVSTプラTグインでは難しい場面も出て着る可能性は考えられます。プリセット自体は複数あるのでシンプルにサイドチェインを再現したい場合はKICKSTRTで十分でしょうけど、実はちょっと物足りなくなってきています。ちなみにDEMO版は複数起動が出来ないようです。
販売価格：$15 USD
4.PanMan
このVSTプラグインはオートパンを再現してくれるもので、左右に音を振り分けたい時にオートメーションを書いたりシンセ側で調整しなくてもこのフィルターを通すだけで自動でパン振りが出来るようになります。シンプルなつまみと用意されているプリセットを使って調整していけばパンの割り当てに関してはこれだけあればずっと使えそうです。パンの調整だけで2万円近くするのでちょっと高いですが値段以上に作業効率が相当上がると思うのでこれは勝手大正解のVSTプラグインだと思います。
販売価格：19,440円
5.Ozone 8 Advanced
「Ozone 8」はマスタリングを自動化してくれるパッケージでFLstudioの場合ならメインにフィルターとして「Ozone 8」を通して数回クリックしてちょっと待つとマスタリングを自動的に行ってくれます。このプラグインは正直使って驚きと感動をくれました。散々音作り必死にやったのに気に入った音にならなかったり音圧が物足りないとかいろんな悩みをたった数十秒で解決してくれました。初心者ならこれを通すだけで格段にレベルが上がります。原音をしっかり作り込んで自分が狙った音を作れるような上級者が最終的にこういうハイレベルなツールを通すともっと良い音になるんだろうなと想像も膨らませてくれたVSTです。これも値段が少し張りますが購入して間違いない物ではないでしょうか。
販売価格：$499.00 USD
あとがき
今回、いくつか良いと言われるVSTを導入して感じたのは無料のVSTも物によっては悪くないのでしょうけど有料で出ているようなものはお金を払ってでも使いたくなるように作られているのだなと実感しました。もちろん無料やデフォルトの機能でも再現出来たりはするのでしょうけども良い音が作りやすかったり作業効率が格段に短くなるのなはじめから簡単に出来るものを選んでも良いのかなと思いました。初心者には特にそれがうれしいですよね。良い物を使えば後はそれこそ自分のセンスと腕の問題になるのでそこに集中できるようになるのも初心者にはうれしいなって思うので今回の導入は大成果だったと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。それでは、また。
PS.
もっと良い曲を楽しんで作れるように頑張ろっと。
