駆け出しDTMerがEDMサウンドのジャンルまとめたよ
今回はEDMのサウンドジャンルについて色々調べたことをまとめて行きます。
EDMってそもそもナニ?
はじめにEDMという言葉は「Electronic Dance Music」(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の略でエレクトロニックとはシンセサイザー(電子回路を用いた音の合成装置)、サンプラー(生の楽器や音声をデジタルデータ化してコンピューターに取り込んで、再生できる装置)と言う意味になります。
DTMを始めるまではずっと勘違いをしていたのですが、こういうのだけがEDMじゃないという事が解りました。
今更かよって話かもしれないんですが、この手の曲がいつも上位にあったのでこういう音がイコールEDMと思ってたんですが、「EDM=Electronic Dance Music」となると、あらゆるダンスミュージックの大枠でしかないんだなと言うことになるんですね。
ということは、ファットボーイスリムもケミカルブラザーズもダフトパンクも、はたまたピコ太郎も全部EDMと言っても良いのか・・・もっと言えば最近の日本のPOPSもEDM的な要素のオンパレードだから全部EDMになるのじゃ・・・なんて思ったりもするのだけど、ここではクラブ系サウンドのジャンルについて以下でまとめて行きます。
駆け出しDTMerから見た制作における音楽ジャンル
クラブ系サウンドを作っていく際におおまかにジャンルを分類してみます。
- HOUSE(ハウス)
- Techno(テクノ)
- Electro(エレクトロ)
- HIPHOP(ヒップホップ)
- Reggae(レゲエ)
- TRAP(トラップ)
- DUBSTEP(ダブステップ)
- Dram & Base(ドラムンベース)
- TRANCE(トランス)
大枠で見て、上記のような感じでこれにサブジャンルとして色々と派生して行ってるのかなと今のところ捉えています。
日本におけるEDMに対しての一般的な認識
私も含め、多くの方は初めに貼った動画のようなトランスのようなシンセ音に「アゲアゲ!うぇ~い!」的な音楽がEDMだと思ってる人は多いと思います。
その、みんなが一般的にEDMだと思ってる楽曲の多くは「4つ打ち」の基本的なビートになっているので大まかに分ければ「ハウス」に分類されるのだろうけども、粉かいサブジャンルを考えながら細分化していくと以下のようなものがある。
- BIG ROOM SOUND(ビッグルーム)
クラブやフェスで良く流れているジャンルでBPMは主に125〜130
- BOUNCE (バウンス)
「メルボルン・シャッフル」とEDMが融合して生まれたサブジャンル
- GROOVE HOUSE(グルーヴハウス)
よりグルーヴ感を重視したハウスやプログレッシブハウスからの影響が濃く反映されたサブジャンル
- FUTURE HOUSE(フューチャーハウス)
EDMの要素とハウスを融合させ生み出したジャンルでベースラインが特徴的
- TROPICAL HOUSE(トロピカルハウス)
リゾート的な解放感のあるラグジュアリーなサウンドが特徴。
サブジャンルはもっと細分化することが出来る!
上記で書いた5つのサブジャンル以前に、ハウスだけで見ても「Deep House」「Tech House」「Progressive House」「Hard House」「Acid House」その他にも、「Tribal House」「Soulful House」「Afro House」「Jackin House」など、かなり多岐にわたって細分化されていて定義付けするのが非常に難しかったりもします。
また、ダブステップを日本に知らしめたと言えば「skrillex」(スクリレックス)の存在は大きいと思います。そんなskrillexですが、出始めた当初はダブステップというジャンルで認知されたと思っていたら、いつの間にか「Brostep」(ブロステップ)というサブジャンルが出来ていて、最近の楽曲ではTRAPやTRANCE的の「harcore」や「hardstyle」のようなエッセンスが含まれていたり、一般的に認知されているような「EDM HOUSE」のようなアレンジが含まれていたりしてるので、Dubstep的要素が強い「BIG ROOM SOUND」がBrostepというように個人的には認識しています。このように大まかなジャンルに別ジャンルの要素が含まれている場合や使っているサンプルの種類のジャンル要素や楽曲の雰囲気・特徴からサブジャンルの名前がついてるのだと思います。
駆け出しDTMerは大枠でジャンルを捉えておけば良い
作る側としてみて場合にハウスであればBPM130前後の「4つ打ち」であって、アレンジの仕方や使う音の種類によってサブジャンルが決まっていくようなものでしょうし、ドラムンベースにしろ、ダブステップにしろ、そのジャンルに多いBPMやビートの刻み方で変わっていくだけで、最近ではHIPHOPとドラムンベースが混じっていたり、ダブステップとバンドサウンドのデスコアのようなエッセンスが含まれていたりして、「一口にジャンルを語れないし捉える人によってジャンルの定義付けも変わる」と思うので制作を進めるうえでの方向性はありつつもサブジャンルはそれほど気にする必要もない気もします。
NoobDTMerの余談
私のような駆け出しのDTMerはジャンルごとの特徴だったり自分の曲を制作していく方向性として、ジャンルについて知っておくことだったりは大切かなとは思っています。
そうしないと単語すらも解らないと自分で調べられないんですよね・・・
ジャンルうんぬんよりもスキルを身につけないとどんなジャンルを作ろうとしても「もどき」から一向に抜け出せないんです・・・結構そこで悩み始めたりしていたりもしますが、これからも楽しんで頑張ろうと思ってます!
それではまた。